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池江璃花子選手 活躍は冬場のトレーニング次第!世界一を狙える成長2018!1/2 [競泳]

□2018.12.23

池江璃花子選手は、今シーズン、100mバタフライで、4回日本記録を更新しました。

自己ベストを56秒08まで伸ばし、世界記録保持者・サラ・ショーストロム選手を抑えて、2018世界ランクで堂々の1位となりました。

2018.11のフィナワールドカップ東京大会では、短水路の大会とはいえ、100mバタフライで、サラ・ショーストロムを抑えて優勝しました。

今シーズンの目覚ましい活躍をみるにつけ、池江璃花子選手は、世界一を狙える選手に成長を遂げたなぁと感じています。

目次
活躍は冬場のトレーニング次第
米国フラッグスタッフ高地合宿に旅立つ
サラ・ショーストロム選手との合同合宿
フラッグスタッフ高地合宿の課題
辛い練習も苦にならない
2018大会結果


活躍は冬場のトレーニング次第
池江璃花子選手は、その年の活躍は、冬場のトレーニングにかかっているといいます。

東京五輪2020に向けて、2年後の結果は、あと2回の冬場のトレーニングにかかっているとも言っています。

今シーズン2018入り前の冬場、池江璃花子選手は、日本代表、所属チーム、単身と、海外での合宿を重ね、今シーズンの活躍の土台を作ったのです。

米国フラッグスタッフ高地合宿に旅立つ
池江璃花子選手は、2018.12.11からの世界選手権(短水路)2018にはエントリーせず、12.1に約3週間の米国フラッグスタッフ高地合宿に旅立ちました。

100mバタフライを中心に、自由形のレベル向上も図る考えです。

世界選手権2019の代表選考会を兼ねる来春の日本選手権2019では、今年2018で出場を回避した200m自由形にも出場する意向を示しています。

サラ・ショーストロム選手との合同合宿
6冠を達成したアジア大会を終え、2018.10、池江璃花子選手は、世界女王・サラ・ショーストロムとの合同合宿に臨みました。

そこで見せつけられたのは、パワーの差、精神力の差でした。サラ・ショーストロム選手と並んで、100mを5本、徐々にペースを上げ、5本目は全力で泳ぐことを繰り返す練習でした。

体力を消耗していく中で、強い気持ちが必要とされるメニューです。

全力で泳ぐ最後の5本目、池江璃花子選手は、サラ・ショーストロム選手についていくことができず、2秒の差をつけられてしまいます。

ここという場面でしっかりと力を出し尽くす、世界女王の強さの本質がそこにありました。

フラッグスタッフ高地合宿の課題
2018.12.16のNHKサンデースポーツ2020で、池江璃花子選手のスフラッグスタッフ高地合宿の様子が放送されました。

サラ・ショーストロム選手との合同合宿で実感した世界女王との差を詰めるため、フラッグスタッフ高地合宿の課題は、徹底的に自分を追い込むことだったようです。

パワー以上に、サラ・ショーストロム選手を支えているのは、ここという場面でしっかりと力を出し尽くす強い精神力でした。

合宿中盤、池江璃花子選手は、もっともきつい練習に取り組んでいました。

酸素が薄い高地で50mを全力で8本、50mの設定タイムは27秒、実際のレース終盤を意識したペースです。

体力の限界が近づく中、最後の1本、サラ・ショーストロム選手のように、強い気持ちで泳ぎ切れるか、タイムは、29秒7、目標よりおよそ3秒遅れました。

池江璃花子選手は、もっと力が出せたはずと、悔し涙を流しました。

辛い練習も苦にならない
池江璃花子選手は、辛い練習も苦にならない、きついことはきついが、それ以上に、このきつさがあるから速くなれると思うと言います。

番組内で、サラ・ショーストロム選手を、じわじわと追っていきたいとも言っています。

2019.4、世界選手権代表選考を兼ねた日本選手権、東京五輪2020の前哨戦ともいえる世界選手権2019は、2019.7、韓国・光州で開催されます。

2018大会結果
・1月:東京都新春大会【短水路】
100m自由形決勝/51.62 日本新
200m自由形決勝/1.52.64 日本新
50mバタフライ決勝/24.71 日本新
200m個人メドレー決勝/2.05.41 日本新

・4月:日本選手権
50m自由形[1位]24.21 日本新
100m自由形[1位]53.03 日本新
50mバタフライ[1位]25.43 日本新
100mバタフライ[1位]56.38 日本新

・8月:パンパシフィック選手権
50m自由形[6位]24.60
100m自由形[5位]53.14
200m自由形[2位]1.54.85 日本新 *2018世界ランク3位相当タイム
100mバタフライ[1位]56.08 日本新

・8月:アジア大会
50m自由形[1位]24.53
100m自由形[1位]53.27
50mバタフライ[1位]25.55
100mバタフライ[1位]56.30

・11月:北島康介杯
100m自由形[1位]52.79 日本新 *2018世界ランク8位相当タイム


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