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大橋悠依選手 カティンカ・ホッスー選手との対決!1度は勝っておきたい!決戦の場は世界選手権2019 [競泳]

一度は勝っておきたいと挑み続けましたが、世界水泳2019でも、カティンカ・ホッスー選手に勝つことはできませんでした。東京五輪2020まで、カティンカ・ホッスー選手との直接対決はありません。大橋悠依選手が、カティンカ・ホッスー選手に挑み続けた軌跡を振り返ってみました。

世界水泳2019結果(2019.7.21~7.28)
●女子200m個人メドレー
1位:2.07.53 カティンカ・ホッスー(ハンガリー)
失格:大橋悠依(イトマン東進) ※平泳ぎ泳法違反

●女子400m個人メドレー決勝
1位:4.30.39 カティンカ・ホッスー
3位:4.32.33 大橋悠依

大橋悠依選手 ずっと泣いていた!自分の心にストンと落ちた言葉!
□2019.7.29
世界水泳2019第2日目(7/22)女子200m個人メドレー、大橋悠依選手はまさかの失格、電光掲示板を見上げた後、背中を向けて肩が震えている姿が痛々しかったです。400m個人メドレーまで引きずらなければいいのにと心配でした。最終日(7.28)女子400m個人メドレー、粘って粘って銅メダル、喜びの表情が映し出されました。レース直後の一問一答のインタビューが入ってきました。やはり失格をずっと引きずって、泣いていたそうです。吹っ切れたのは、400m個人メドレー当日の朝でした。日本代表チームを長く支えてきたスタッフの方が、声をかけてくれて、「別に泣いていてもいいんじゃない? 自分の頑張りに対して失礼のないように、頑張りを無駄にしないようなレースをしないともったいないよ」と言ってくれたそうです。その言葉がストンと心に落ちて、結果が悪くても、自分のために頑張ろうと思ったそうです。瀬戸大也選手から、「最後は足がもげてでもいいからキック」と言われて、その通りにして、終わった後、体が全然動けなかったといいます。映像から、歩くのもしんどそうな様子がわかりました。最後の最後にかわされた葉詩文(ヨウ・シブン)選手は、ロンドン五輪2012の自由形金メダリストでした。大橋悠依選手は、「前回はノンプレッシャーの中で獲ったメダル。自分の成長に嬉しいものがあったけど、こうやってプレッシャーがかかるようになって、最終日のきつい400m個人メドレーでしっかり粘って獲れたのは、来年に向けてもすごく意味のあるものになる」と語ってくれました。

大橋悠依選手 高地合宿から帰国!力まない大きな泳ぎを取り戻す!
□2019.7.11
米国・フラッグスタッフでの5週間にわたる高地合宿を終え、女子代表高地合宿組が、2019.7.10帰国しました。高地合宿の目的は2つあったようです。ひとつは、本命種目の女子400m個人メドレーで、ライバルのカティンカ・ホッスー選手(ハンガリー)を想定したレース展開です。300mまでは先行するものの、最後の100mで、カティンカ・ホッスー選手の力強い泳ぎでかわされ続けています。男子代表高地合宿組より2週間長く滞在したのは、最後の100mを粘り切れるスタミナつくりでした。ふたつめは、本来の泳ぎを取り戻すことでした。大橋悠依選手の言葉を借りると、いつのまにかせかせかと泳ぐようになってしまっていたので、力まない大きな泳ぎを取り戻すべく取り組んだそうです。高地合宿を通して、いい感じで泳げるようになり、大橋悠依選手は自信を取り戻し、「200mは混戦になると思うけど、自己ベストを更新したい。400mは自己ベスト更新はもちろん、自分の泳ぎをしたいですね」と、意気込みを語ってくれました。世界水泳2019光州大会(2019.7.21~7.28/韓国)、第1日目(7.21)に女子200m個人メドレーの予選と準決勝です。本命の女子400m個人メドレーは、最終日の7.28です。200mから1週間空いての400m、前回初出場の世界水泳2017では、調整に失敗してしまいましたが、今回は前回の二の舞はありません。今後1週間は、国立スポーツ科学センター(JISS)で調整し、韓国入りします。

大橋悠依選手 カティンカ・ホッスー選手に勝てるか!柔×剛対決!【世界水泳2019】
□2019.7.7
世界水泳2019へのカウントダウンが始まりました。THE ANSWERが、カウントダウン連載として、大橋悠依選手のライバルであるカティンカ・ホッスー選手(ハンガリー)を紹介しました。カティンカ・ホッスー選手は、リオ五輪2016の女子200m、400m個人メドレー、100m背泳ぎ金メダリストです。この2年で急成長を遂げた大橋悠依選手を、カティンカ・ホッスー選手は警戒しています。泳ぎのスタイルは、カティンカ・ホッスー選手が剛とすれば、大橋悠依選手は柔です。カティンカ・ホッスー選手は、筋トレで徹底的に鍛え上げた体で、最後までパワーとテンポで押し切ります。バラフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形とも強く、穴がありません。一方、大橋悠依選手は、水の抵抗の少ない優しい泳ぎで、帆船のように水面を滑るように泳ぎます。平泳ぎを苦手としていましたが、バイクトレーニングを取り入れたことで、かなり速くなっています。昨年のFINAスイミングワールドカップ2018東京大会では、2人の対決が見られました。大橋悠依選手が300mで少し先行しましたが、最後の自由形、力で押し切られてしまいました。世界水泳2019直線の米フラッグスタッフ高地合宿で、最後の100mを粘り切るトレーニングに徹底的に取り組んでいました。世界水泳2019女子400m個人メドレー、柔よく剛を制するでしょうか。

大橋悠依選手 午前決勝対策!夜の予選が大事!
□2019.4.17
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、2019.4.16、全競技の詳細日程を発表しました。メダルが期待される最初の競泳種目・女子400m個人メドレーは、25日夜に予選、26日午前に決勝というスケジュールになりました。JOCシンボルアスリート認証式に出席した大橋悠依選手は、その対策について、取材に応じました。この日も、午前6時から練習を行ったようですが、体が動かず苦労したといいます。「予選は夜なので体も動いてレベルが高いと思うが、思い切りいくと決勝に引きずる。しっかり眠れるかも分からない」とし、体力を温存しながらハイレベルな予選を突破するためには、微妙な力のコントロールが必要だとし、あらゆる事態を想定しているとコメントしました。大橋悠依選手は、ネクストシンボルアスリートに選ばれ、五輪の魅力を発信していく立場になりました。

日本代表 主将は瀬戸大也選手・大橋悠依選手!言葉は苦手!泳ぎで引っ張りたい!
□2019.4.12
2019.4.12、国立スポーツ科学センターで、競泳日本代表合宿が公開されました。世界選手権の主将は、男子が瀬戸大也選手、女子は大橋悠依選手に決まりました。瀬戸大也選手は初の主将、大橋悠依選手は2年連続となりました。2013年から日本代表入りをしている瀬戸大也選手は7年目、年齢は日本代表のなかで5番目、主将を任される可能性もあり、前々から意欲を示していました。瀬戸大也選手は、「言葉で言うのは苦手なので、泳ぎで引っ張りたい」と決意表明しました。平井伯昌HCは、「大也は明るいので、ポジティブシンキングで盛り上げてもらいたい」と期待しています。2年連続で女子主将を任された大橋悠依選手は、「大也君の想像力に乗っかっていきたい」と語りました。世界水泳まであと100日!!今年も代表チームの女子キャプテンを務めさせていただくことになりました。みんなで頑張っていきます!

大橋悠依選手 強力なライバルはカティンカ・ホッスー選手(ハンガリー)!
□2019.4.11
世界選手権2019、大橋悠依選手に立ちはだかるのはカティンカ・ホッスー(ハンガリー)選手です。2人の自己ベストを比較してみると、大橋悠依選手の自己ベストは、200mが2分7秒91、400mが4分30分82、カティンカ・ホッスー選手の自己ベストは、200mが2分6秒12、400mが4分26秒36、いずれも世界記録です。個人メドレーはリオ五輪2016で2冠、世界選手権は2015年から3大会連続2冠と、圧倒的な強さを見せつけています。大橋悠依選手は、何度もカティンカ・ホッスー選手に挑むも跳ね返されています。しかし、差は急速に縮まっています。ワールドカップ東京大会2018(2018.11.9~11.11)では、短水路ながら、大橋悠依選手は、カティンカ・ホッスー選手に勝てたのでなないかと思わせるレース展開でした。400m個人メドレー、大橋悠依選手は、バタフライで先行を許すも、背泳ぎ、平泳ぎで首位にたちました。カティンカ・ホッスー選手に肉薄、最後の自由形でかわされたものの、日本記録を大幅に更新する4分22秒37をマークしました。カティンカ・ホッスー選手の世界記録は、200mが4年前、400mが3年前の記録です。カティンカ・ホッスー選手を破るのは簡単ではないですが、2020東京五輪に向け、世界選手権2019がラストチャンスです。

女子200m個人メドレー 大橋悠依選手、大本里佳選手が派遣Ⅱ切り!【日本選手権2日目】
□2019.4.3
女子200m個人メドレーで、大橋悠依選手、大本里佳選手(中央大学)が派遣Ⅱを切り、個人種目での日本代表入りとなりました。レース後のインタビューでは、大橋悠依選手は、自己ベスト(日本記録)更新はならず、浮かない表情でした。大本里佳選手は、自己ベストを更新しての日本代表入り、喜びの表情でした。大本里佳選手は、高校2年生(2014年)でパンパシ出場の経験はありますが、実質的には初の日本代表入りといっていいと思います。女子100mバタフライでは、牧野紘子選手(早稲田大学)が制しました。個人種目での代表入りはなりませんでしたが、女子メドレーリレーで日本代表となりました。

4.3(水)決勝種目
女子200m個人メドレー(派遣Ⅱ:2.10.97)
1位:2.09.27 大橋悠依(イトマン東進) 日本代表
2位:2.09.91 大本里佳(イトマン) 日本代表

男子100m平泳ぎ(派遣Ⅱ:59.38)
1位:59.54 小関也朱篤(ミキハウス) メドレーリレー日本代表
2位:59.58 渡辺一平(トヨタ)

女子100mバタフライ(57.45)
1位:58.39 牧野紘子(東京ドーム) メドレーリレー日本代表
2位:58.55 長谷川涼香(東京ドーム)

大橋悠依選手 バイクトレーニング効果!足のかかりがよくなった!意識高いアスリート!
□2019.3.28
大橋悠依選手は、平井伯昌HCから1度受けたアドバイスは、2度と受けないようにしているというほど、意識の高い選手です。大橋悠依選手が、バイクトレーニングの効果で、足のかかりがよくなったとコメントしています。バイクトレーニングとはどんなトレーニングなのでしょうか。もともとバイクトレーニングは、アダム・ピーティー選手(英国/100m平泳ぎ世界記録保持者)や豪州のトップ選手がやっていたトレーニング方法で、昨年2018.10月に、平井伯昌HCが東洋大学に取り入れました。自転車型フィットネス器具を設定秒こいだ後、プールに飛び込み、設定距離を泳ぐということを繰り返すトレーニングです。2019.2月初旬から約1ケ月間行ったスペインでの高地合宿では、自転車型フィットネス器具を合宿先に持ち込み、バイクトレーニングを行っていたそうです。2020東京五輪に向け、平井伯昌HCは、これまでと同じことをするのはやめようという思いがあり、新しい試みとして、高地合宿でバイクトレーニングを取り入れたといいます。日本のトップ2がいない世界選手権に向け、日本選手権2019がいよいよ開幕します。

大橋悠依選手 グアム合宿に出発!萩野選手と同じことができることが目標!
□2019.2.5
2019.2.4、大橋悠依選手は、萩野公介選手らとグアム合宿に出発しました。4月の日本選手権を見据えて、練習、練習の日々を過ごしています。次戦は、2019.2.16~2.17のコナミオープンです。指導する平井伯昌コーチは、萩野公介選手と同じ練習量を課すつもりのようです。平井伯昌コーチは、世界一を狙うなら、もっと高いレベルの練習をしていかないといいます。大橋悠依選手は厳しい練習のなかに、ひとつの楽しみがあるそうです。日焼けだそうです。VS嵐に出演するのが目標、動機は不純なほうがいいと言ったり、合宿の楽しみのひとつが日焼けだったり、大橋悠依選手はお茶目なところがあります。

大橋悠依選手 2020東京五輪でメダル取る!VS嵐出場が目標!
□2019.1.29
2019.1.28、日本水泳連盟が、平成30年度の最優秀選手・コーチを表彰する「Japan Aquatics Awards 2018」が開催されました。最優秀選手には池江璃花子選手が選出されました。昨年度の最優秀選手である大橋悠依は、今回、優秀選手に選出されましたが、浮かない表情だったそうです。嵐ファンを公言する大橋悠依選手、嵐が来年12.31をもって活動休止と報道されたことがショックだったようです。大橋悠依選手は、”VS嵐に出るのが目標だったので、東京五輪でメダルを取って、出られるように頑張りたい。動機は不純なほうがいいかな“と、自虐交じりの笑顔でした。

大橋悠依選手 200m個人メドレーを制す!200mバタフライも制す!【第36回浜名湾長水路選手権2019】
□2019.1.26
大橋悠依選手は、今年2019初の50mプールでのレースの初日1.26で、200m個人メドレーを2分9秒14で泳ぎ、世界選手権2017で記録した日本記録2分7秒91に1秒23の遅れでした。本格的なシーズン入り前の鍛錬の時期であることを考えれば、世界選手権代表選考を兼ねた日本選手権2019(4.2~4.8)で、自身の持つ日本記録更新も十分に可能です。また、大橋悠依選手は、女子200mバタフライに挑戦するともとれる発言をしました。この日のタイムは2分8秒78でしたが、自分の中で頑張る種目になったので、もう少しタイムが欲しかったと残念そうでした。

大橋悠依選手 自己ベストで好発進!新年初レースは東京都北部ブロック公認記録会!
□2019.1.20
大橋悠依選手の新年初レースは、東京都北部ブロック公認記録会(短水路)(2019.1.20 東京スイミングセンター)でした。年末年始もみっちり泳ぎこむなど、順調に練習できており、100m平泳ぎ、200m平泳ぎのいずれも自己ベストをマーク、100mは自己記録を0秒01塗り替え、200mは1秒46と大幅に更新しました。昨秋から取り組んでいるバイクトレーニング効果で、平泳ぎのキックのかかり具合がよくなったといいます。ペタルを漕ぐのは、平泳ぎキックの足裏で水を後方に蹴る動作と、同じ感覚のようです。今年2019は、2020東京五輪の前哨戦ともいうべき世界水泳2019が、大きな目標になります。大橋悠依選手は、一番はそこで、200m個人メドレーも400m個人メドレーでも、メダルを取ることと目標を掲げました。

大橋悠依選手 カティンカ・ホッスー選手との対決!1度は勝っておきたい!決戦の場は世界選手権2019
□2018.12.28
大橋悠依選手にとって、2018年は、女子個人メドレーのエースとしての地位を固めた年でした。重きをおく400mでは、日本選手権で2年連続の日本新記録、200mもシーズンベストを記録しました。しかし、夏の国際大会(パンパシフィック選手権、アジア大会)では、日本選手権での記録を上回ることができませんでした。

カティンカ・ホッスー選手との対決
短水路ながら、フィナワールドカップ東京大会の400m個人メドレーで、大橋悠依選手は、カティンカ・ホッスー選手に敗れたものの、300mまではリードする展開、日本記録を大幅に更新する4分22秒37をマークしました。

1位 4分21秒91 カティンカ・ホッスー(ハンガリー)
2位 4分22秒37 大橋悠依(イトマン東進)

1度は勝っておきたい
大橋悠依選手は、ターンの回数が多くなる短水路は得意ではありませんが、脚力を中心とした筋力強化を続けています。新たに取り入れたバイクトレーニングが、脚力強化に効果が大きいようです。世界女王・カティンカ・ホッスー選手打倒を果たすためにも、400m個人メドレーで4分30秒を切ることが目安になります。(日本選手権2018では、4分30秒82をマークしています。)短水路ながら、フィナワールドカップ東京大会では、世界女王・カティンカ・ホッスー選手に肉薄、「あとちょっとで勝てそうだったので悔しい、東京2020までには1回は勝っておきたい」と、手ごたえを感じるとともに、気持ちを新たにしました。決戦の場は、2020東京五輪の前哨戦、2019.7韓国・光州で開催される世界選手権になりそうです。


対戦!大橋悠依選手×カティンカ・ホッスー選手!雪辱なるか!【フィナスイミングワールドカップ2018東京大会】
□2018.11.8
競泳ワールドカップ2018東京大会、池江璃花子選手とサラ・ショーストロム選手との対戦が見所ですが、大橋悠依選手選手とカティンカ・ホッスー選手との対戦も見逃せません。
第3戦・競泳ワールドカップ2018アイントフォーヘン(オランダ)大会では、200、400m個人メドレーとも、大橋悠依選手はカティンカ・ホッスー選手に敗れています。

第3戦・競泳ワールドカップ2018アイントフォーヘン(オランダ)大会結果
●100m個人メドレー
1位 カティンカ・ホッスー(ハンガリー)57秒44
8位 大橋悠依(イトマン東進)59秒69

●200m個人メドレー
1位 カティンカ・ホッスー(ハンガリー)2分05秒06
4位 大橋悠依(イトマン東進)2分07秒37

●400m個人メドレー
1位 カティンカ・ホッスー(ハンガリー)4秒25秒15
2位 大橋悠依(イトマン東進)4分27秒42

大橋悠依選手×カティンカ・ホッスー選手
競泳・ワールドカップ第3戦・アイントフォーヘン(オランダ)大会が開催されたのは、2018.9.28~9.30でした。アジア大会2018(8.18~8.24)でも、大橋悠依選手は400m個人メドレーを制したものの記録は平凡、200m個人メドレーでは、キム・ソヨン選手(韓国)に敗れています。両大会とも、大橋悠依選手が持つ日本記録には程遠いものでした。復調した大橋悠依選手がみれるのか気になるところです。


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