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萩野公介選手の生い立ち ご両親の教育方針!子どもを枠にはめない!子どもの意志を尊重する!2/2 [2019競泳]

□2019.1.22

萩野公介選手の生い立ち、ご両親の教育方針がよくわかり、スポーツナビに掲載された「決して枠にははめず子供の意志を尊重する萩野公介の育て方」を、興味深く拝読しました。

後半部では、ご両親の教育方針に少なからず感銘しました。

ご両親の教育方針は、萩野公介選手が水泳選手として大成することも大切だが、社会人としての人生のほうが長い、だから、いち社会人として堅実な道を歩けるよう育てることでした。

進路選択の最大の危機は、ロンドン五輪2016に、萩野公介選手が高校生としてメダルを獲得、一躍時代の寵児になったときだったようです。

目次
マタニティスイミング
子どもを枠にはめない
幼稚園から選手育成コース
大変な選手を預かった
高校進学時の進路選択
進路選択の最大の危機
大学進学時の進路選択


高校進学時の進路選択
トップ選手としての道を歩む萩野公介選手、ご両親は、高校進学時の進路選択に、頭を悩ましたようです。

ご両親の教育方針は、水泳で頑張るのも大切だが、社会人としての人生のほうが長い、一社会人として堅実な道を歩む子に育てるということでした。

その教育方針のもと、萩野公介選手は、中学でも学年トップクラスの成績でした。

県内有数の進学校へ進学することも可能でしたが、萩野公介選手には迷いがなかったようです。

練習時間を確保できることから、萩野公介選手は、中学から通っている私立の作新学院高校を選んだのです。

父・洋一さんは、あの時に進路選択を間違えていたら、今の息子はなかったと述懐しています。

子どもの意志を尊重するご両親に、萩野公介選手が選択した進路に異論はありませんでした。



進路選択の最大の危機
進路選択の最大の危機は、高校生の萩野公介選手が、ロンドン五輪2022に銅メダルを獲得した時だったようです。

日本人スイマーが最も苦手としていた個人メドレー、しかも高校生では、56年ぶりの五輪メダルぶりだったようです。

萩野公介選手は、一躍時代の寵児になります。

萩野公介選手が有頂天になるのも無理からぬことです。

しかし、ご両親には、萩野公介選手は浮かれていると映りました。

ライアン・ロクテ選手(米国)のコーチが、僕を指導したいと言ってくれた、アメリカに留学したいと萩野公介選手に告げられた時、ご両親は留学には賛成だが、地に足がついていない状態の今ではないのではないかという気持ちでした。

しかし、留学経験のないご両親が、萩野公介選手を説得することは容易なことではありませんでした。

両親の気持ちを察した萩野公介選手は、留学経験のある水泳関係者を探しだし、両親も同席で相談の機会を持ちました。

結果、語学力がないと大学の授業についていけず、水泳にも集中できない留学の現実を、親子3人が理解したのです。

子どもの意志を尊重するご両親の教育方針が、留学経験のある水泳指導者を、萩野公介選手自身が探し出し、両親とともに説明を受けるという形になって現れたのです。



大学進学時の進路選択
萩野公介選手は、自分が浮かれていることに気づき、4年後にライアン・ロクテ選手のコーチに再び誘われるようなトップクラスの選手でいるためには、どの大学で学び、競技に取り組めばいいのか考えました。

萩野公介選手は、進学先として、全日本HCの平井伯昌さんが監督を務め、英語コミュニケーション学科がある東洋大学を選びました。

ご両親は胸をなでおろし、教育方針が間違っていなかったと確信しました。

リオ五輪2016、東洋大学4年生になった萩野公介選手は、400m個人メドレーで金メダル、200m個人メドレーで銀メダルに輝いたのです。

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