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総括Ⅳ エース不在!個での戦い!薄い選手層!平井伯昌HC分析! [日本選手権2019]

□2019.4.10

国際大会で明暗が分かれるのは、初日の戦いです。

初日に優勝選手がでれば、勢いづきます。

近年、日本選手権も、国際大会も、初日に池江瑠花子、萩野公介選手が好記録を出し、大会が盛り上がり、あとの選手にも好影響を与える流れでした。

日本選手権2019は、両エース不在で、重苦しい雰囲気に終始した大会となりました。

エース不在
平井伯昌HCは、両エースを欠いた戦いは苦しかったと、両エース不在が低調だったひとつの原因と分析しています。

入江陵介選手も、両エース不在のなか、全員が底上げしていかないといけないという意識は持っていたが、空回りし力んでタイムが伸びなかったと明かしています。

個での戦い
平井伯昌HCは、昨年秋頃から、日本代表が一堂に集まり合宿する機会がなく、チームで戦う意識が薄れ、選手が個々に戦う雰囲気だったと分析しています。

世界選手権2019まで100日余り、平井伯昌HCは、所属の垣根を超えた合同合宿を多くし、互いに応援し合える環境をつくることで打開を図っていく考えです。

薄い選手層
派遣Ⅰ(世界ランク8位相当)切りしたのは、瀬戸大也選手と渡辺一平選手の2人だけでした。

初の日本代表入りを果たしたのも、大本里佳選手と水沼尚輝選手の2人だけでした。

ベテランのタイムが伸び悩み、期待された若手もタイムが伸びませんでした。

日本チームで戦う意識を高める
代表入りをした選手を中心に、早速4.9から国内合宿、今月末4.25からケアンズ(豪州)での合宿、その後も継続して合同合宿を行っていきます。

ケアンズでの合宿には、代表入りを逃して、ユニバーシアード大会に回った32名、男女100m、200m自由形で代表入りがならなかった4位までの選手も参加することになりました。

合同合宿を重ねることで、日本というチームで戦う意識を高め、全体の底上げを図る方針です。

平井伯昌HCは、追加選考が行われるジャパン・オープン(5.30~6.2)では、大幅に代表入り選手が増えることを期待したいと、奮起を促しました。

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