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小野智華子選手 女子100m背泳ぎで金メダルを目指す!2020東京パラリンピック! [パラ競泳]

□2019.4.14

小野智華子選手(あいおいニッセイ同和損保)は、全盲(S11)のスイマーです。

過去2回のパラオリンピック、メダルに手が届いていません。

小野智華子選手のベストタイムは、2分21秒07です。

リオ五輪2016、メアリー・フィッシャー選手(ニュージーランド)が、1分17秒96の世界新で金メダルを獲得しています。

メアリー・フィッシャー選手は別格として、2位以下は20秒台、小野智華子選手が20秒を切れれば、メダルの可能性がみえてきます。

筑波大学附属支援学校を卒業して就職する際、小野智華子選手は、水泳に集中でき、国家資格(鍼灸・あん摩マッサージ)を生かして、ヘルスキーパー(企業内理療士)としても働ける環境を希望していました。

ほとんどの企業が難色を示す中、あいおいニッセイ同和損保は、競技と仕事の両立に理解を示し、小野智華子選手のために、東京本社に治療室をつくってくれました。

小野智華子選手は、国家資格を生かしたヘルスキーパーとして、社員のケアにあたっています。

あいおいニッセイ同和損保は、長年にわたって障がい者スポーツの支援に力を入れており、2016年からはアスリート雇用を開始しています。

所属するアスリートは、現在パラアスリート13人、健常アスリート5人、今年2019.4.1には、男子マラソンの川内優輝選手と所属契約を結び話題になりました。

小野智華子選手プロフィール
小野智華子選手は、1994.10.2生まれ北海道帯広市出身の競泳パラ選手です。

生まれてすぐ、未熟児網膜症で両目の視力を失っています。

母・薫さんの勧めで、帯広盲学校の小学校1年生で水泳を始め、障がいのある子どもたちのための水泳教室を開いていた元教諭の真田正樹さんの指導を受け、史上最年少、13歳で日本代表の強化指定選手に選ばれました。

中学卒業後は、親元を離れ上京し、筑波大学附属特別支援学校へ進学、寺西真人コーチの指導を受け、ロンドンパラ2012、リオパラ2016出場を果たしています。


パラ競泳のランク分け
パラ競泳は、公平性を保つため、クラスは、障害の種類と泳法(泳ぎ方)によって分けられています。

数字が小さいほど障害が重く、身体障害のクラスでは1~4が重度、5・6が中度、7以上は軽度のクラスとなっています。

S

自由形・背泳ぎ・バタフライ

SB

平泳ぎ

SM

個人メドレー

身体障がい
1~10
1~9
1~10
視覚障がい
11~13
11~13
11~13
知的障がい
14
14
14
聴覚障がい
15
15
15


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タグ:小野智華子

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