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北口榛花選手 やり投げで日本新記録!水泳とバトミントンが生きる! [陸上競技]

□2019.5.8

陸上・木南道孝記念(5.6/大阪市ヤンマースタジアム長居)で、北口榛花(はるか)選手(21歳/日本大学4年)が、やり投げで、従来の日本記録を一気に56㎝も更新する、64m36で優勝しました。

フィールド種目の日本勢では、2020年東京五輪参加標準の突破第1号となりました。

条件は違いますが、64m36は、リオ五輪2016と世界選手権2017の6位に相当します。

ちなみに世界記録は72m28です。

砲丸投げや円盤投げは、体格で外国勢に劣りますが、やり投げは30mの助走があるので、日本選手も世界で戦える種目だといいます。

北口榛花選手プロフィール
北口榛花選手は、1998.3.16生まれ、北海道旭川市出身、179㎝86㎏の陸上選手(やり投げ)です。

水泳を3歳から始め、小・中学校、旭川東高校でも水泳をやっていましたが、高校1年途中で陸上(やり投げ)に転向しました。

小・中学校時代は、バドミントンもやっており、小学校6年生の時には全国大会で団体優勝しています。

水泳とバドミントンで培われたものが、北口榛花選手の投てきに生かされているようです。

水泳で肩関節の柔らかさが増し、バドミントンのスマッシュで、投てきのフォームが養われたと、専門家は指摘しています。

池江璃花子選手が、小さい頃からの鉄棒の雲梯運動で、肩関節の柔軟性が増し、バタフライに生かせているのと、同じようなことがいえるようです。

高校3年で、高校総体、世界ユース、国体を制し、日本ジュニア選手権も58m90の日本高校新で優勝しています。

しかし、大学1年で右肘を故障してしまい、一時は伸び悩み、2年でコーチ不在という試練がありましたが、単身で海外合宿に取り組むなどで壁を乗り越え、今回の快挙となりました。

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