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競泳 ジャパンオープン2018 注目は溝畑樹蘭選手!明治大学2年生!国際大会出場を目指す! [競泳]

□2018.5.18

競泳・日本水泳選手権2018で、注目の溝畑樹蘭(みぞはたじゅらん)選手は、国際大会代表内定を得られませんでした。
溝畑樹蘭選手は、インターハイ(日本高校選手権)の200m個人メドレーで3連覇を果たした逸材です。
ジャパンオープン2018で、改めて東京辰巳国際水泳場で開催される国際大会・パンパシフィック選手権、ジャカルタ・アジア大会2018代表の座を狙います。


目次
大会要項
国際大会代表条件
日本選手権2018結果
国際大会出場の可能性は?
溝畑樹蘭(みぞはたじゅらん)選手プロフィール


大会要項
大会:ジャパンオープン2018
日時:2018.5.24~5.27
会場:東京辰巳国際水泳場


国際大会代表条件
日本選手権2018決勝で2位以内(リレーは4位以内)、且つ日本水泳連盟国際大会派遣標準記録(リレーはリレー派遣標準Ⅱ)突破が、国際大会代表内定条件でした。

ジャパンオープン2018は、日本選手権2018で代表が決定しなかった種目に、日本選手権2018での代表内定条件が適用されます。


日本選手権2018結果
溝畑樹蘭選手は、日本選手権2018では100、200m自由形、200m個人メドレーと、出場3種目すべてで自己ベストを更新しました。

得意種目の200m個人メドレーは、4位に終わりましたが、1分58秒42と標準記録(1分58秒80)を突破しました。

逆に400mフリーリレーの選考を兼ねた100m自由形は49秒09、リレー派遣標準Ⅱ(48秒93)を上回ることができず4位でした。


国際大会出場の可能性は?
200m個人メドレーは、すでに萩野公介選手(ブリヂストン)、瀬戸大也選手(ANA)が、ジャカルタ・アジア大会2018(出場枠2)出場を決めています。

溝畑樹蘭選手が狙うのは、1種目3名選出の可能性があるパンパシフィック選手権の200m個人メドレーと、既に3名が内定しているジャカルタ・アジア大会2018のの400mフリーリレーの残り1枠です。

ジャパンオープン2018では、200m個人メドレー、100m自由形とも、日本選手権以上の記録、順位が求められます。


溝畑樹蘭(みぞはたじゅらん)選手プロフィール
溝畑樹蘭選手は、1998.4.21生まれ兵庫県出身です。

兵庫県篠山市立西紀中学校、兵庫・報徳学園高等学校を経て明治大学に進学しています。

2018.5現在、溝畑樹蘭選手は明治大学政治経済学部2年生です。

中学時代は全国中学制覇、兵庫・報徳学園高時代は、インターハイ(日本高校選手権)の200m個人メドレーで3連覇を果たしている逸材です。

タグ:溝畑樹蘭

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競泳 池江瑠花子・今井月選手進学先決定!日本大学!東洋大学! [競泳]

□2018.4.17

東京五輪での活躍が期待される池江璃花子・今井月選手は、高校3年生になりました。
池江璃花子世代の進路先が注目されます。
2018.4現在ですが、既に池江璃花子選手、今井月選手の進学先が決定したとの報道がありました。
彼女たちを勧誘する競合大学はたくさんあり、引っ張りだこだと思うのですが、彼女たちは何を基準に進学先を決めていくのでしょうか? 
高校生トップスイマー達が、どのような進路を選択していくのか、大変興味深いです


目次
池江璃花子選手進学先
日本大学・上野広治監督
今井月選手進学先
東洋大学・平井伯昌監督
まとめ


池江璃花子選手進学先

池江璃花子選手(東京・淑徳巣鴨高校3年)が選んだ進学先は日本大学です。

日本大学は、2016.4に日本国内では数少ない最新鋭の「低酸素+流水」プールを完成させています。

日本代表級競泳選手も個人的に練習に通うなど、日本大学の練習環境は申し分ありません。

日本大学水泳部は、日本水連副会長でもある上野広治さんが監督を務めています。

日本大学には、淑徳巣鴨高校の1年先輩・長谷川涼香選手も進学しています。


日本大学監督・上野広治

日本の水泳界は、史上最強といわれながら1996年アトランタ五輪で惨敗、メダルなしに終わりました。

故古橋広之進・元日本水連会長が再建を託したのが上野広治さんでした。

上野広治さんは、ジュニア選手をつれて国際大会に参加した経験はありましたが、ナショナルチームとのかかわりはなく、日大豊山中学・高校で保健体育を教え、水泳部を指導する教員にすぎませんでした。

異例の抜擢と評された日本代表HC就任に、トップスイマーのコーチ達から相当の反発があったようです。

しかし、上野広治さんは、個人競技の水泳にチームスポーツの考え方を浸透させたいと、揺るがぬ信念で取り組み、日本水泳を復活させました。

上野広治さんの日本水泳復活の取り組みは、NHKのドキュメンタリー番組でも取り上げられました。


今井月選手進学先

今井月選手(愛知・豊川高校3年)が選んだ進学先は東洋大学でした。

東洋大学は、日本水連競技委員長を務めている平井伯昌さんが監督を務めています。

東洋大学・平井伯昌監督のもとから、北島康介さん、萩野公介選手、大橋悠依選手ら数々のメダリストが育っています。

東洋大学は、国立の味の素ナショナルトレーニングセンターが近くにあります。

陸上・桐生祥秀選手が進学先を東洋大学に決めた理由のひとつは、トップアスリート専用のトレーニング施設・ナショナルトレーニングセンターでした。

味の素ナショナルトレーニングセンターは、日本のトップアスリートの国際競技力を向上させることを目指した施設ですので、通常一般の人は利用できません。


東洋大学監督・平井伯昌

平井伯昌さんは、早稲田中学・高等学校を経て、早稲田大学社会科学部に進学、卒業後は、自身が水泳を始めた東京スイミングセンターへ入社し、水泳指導者になります。

日本代表コーチ、日本代表HCを歴任、2015.6日本水泳連盟理事に就任し、競泳委員長を兼務しています。

また、東洋大学法学部教授兼水泳部監督を務めています。

日本を代表する北島康介さん、寺川綾さん、中村礼子さん、萩野公介選手、大橋悠依選手らを育てています。


まとめ

東京五輪での活躍を期待される池江璃花子選手、今井月選手の進学先が報道されました。

池江璃花子選手は日本大学、今井月選手は東洋大学に進学するようです。

池江璃花子選手が進学する日本大学は、日本水泳連盟理事・上野広治さんが監督を務めており、最新鋭の「低酸素+流水」プールも完成し、練習環境は申し分ありません。

また、淑徳巣鴨高校の1年先輩・長谷川涼香選手も、日本大学に進学しています。

今井月選手が進学する東洋大学は、北島康介さんはじめ数々のメダリストを育てた平井伯昌さんが監督を務めており、近くに味の素ナショナルトレーニングセンターがあり、日本大学同様練習環境は申し分ありません。

彼女たちが、名監督のもとで順調に成長し、東京五輪で活躍することを期待したいと思います。


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池江璃花子(ルネサンス亀戸) 5冠を支えるコーチは?5冠の裏にみえる課題!追記・世界選手権2017で見えた課題! [競泳]

□2017.4.17/□2017.5.19更新/□2017.7.30更新

競泳日本選手権2017で、女子選手で史上初5冠を達成した池江璃花子選手は、ルネサンス亀戸所属です。
池江璃花子選手の5冠を支えたコーチは誰なんでしょう。
女子史上初5冠と大きな話題になっていますが、池江璃花子選手は、今大会での日本記録更新はなく、どの種目も最後の10メートルで失速してしまい、いまひとつ盛り上がりに欠ける内容でした。
5冠の裏にみえる課題はないのでしょうか。


小見出し
ルネサンスとは?
5冠を支えるコーチとの出会い?
ルネサンス競泳チームヘッドコーチ・村上二美也
5冠の裏にみえる課題・明は?
5冠の裏にみえる課題・暗は?
まとめ
追記1・世界選手権2017で見えた課題!


ルネサンスとは?

池江璃花子選手が所属するルネサンスは、東京都内に拠点を置くスポーツクラブで、業界第3位です。

池江璃花子選手は、東京都江東区にある、ルネサンス亀戸に所属しています。

ルネサンス競泳部門に所属する、水泳界で活躍する選手は、池江璃花子選手の他に、ルネサンス幕張に所属する持田早智選手がいます。


5冠を支えるコーチとの出会い?

池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)は、兄と姉の影響で、4歳から水泳を始めています。

小学6年で、全国優勝するまでは、東京ドルフィンクラブに所属し、清水桂コーチの指導を受けていました。

清水桂コーチは、池江璃花子選手の才能を見抜き、もっと上を目指すために移籍を勧めてくれました。

いくつものスイミングクラブを見学し、最終的に決めたのはルネサンス亀戸でした。

ルネサンスで、ルネサンス競泳チームヘッドコーチ・村上二美也さんと出会います。


ルネサンス競泳チームヘッドコーチ・村上二美也

村上二美也コーチは、秋田県出身で、甲子園を目指す高校球児でした。

卒業と同時に上京し、スポーツ指導者を目指し専門学校へ進学します。

村上二美也コーチは、水泳経験がありません。

スポーツ指導者としては、決して順風満帆ではなく、波乱万丈の指導者人生を歩むなかで、村上二美也コーチが、トップスイマーに求めるものは、人間力の向上です。

村上二美也コーチは、「水泳を通して人間的にも成長してもらいたい、社会に出たときの方が、時間が長いですから。挨拶ができない、言葉遣いが悪い、そんなトップはいません」と言います。


5冠の裏にみえる課題・明は?

池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)は、村上二美也コーチの「人間力向上なくして、競技力向上なし」の言葉を胸に、世界トップスイマーに向けて、心身ともに成長中です。

「上半身に比べて足が弱い。まだまだやっていないことがいっぱいなんですよ」と、村上二美也コーチは、今後の課題を挙げています。

課題があるということは、伸びしろがあるということで、5冠の裏にみえる明の部分かと思います。

日本水泳連盟の青木剛会長も、今大会・競泳日本選手権2017での、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)の活躍を見て、5冠の裏にみえる明の部分を指摘しています。

青木剛会長は、「どの種目でも成長して、自己ベストに近いタイムで泳げるようになった分、体にかかる負担も増えた。今回は特に連戦だったことも記録に影響した。これは体力さえ追いつけば解決する」と指摘しています。

図らずも、青木剛会長も村上二美也コーチも、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)の肉体改造の必要性を指摘しています。


5冠の裏にみえる課題・暗は?

5冠の裏にみえる課題は、どうも体力面にあるようです。

2017.4.16アスリートの魂で取り上げられていた、ドイツリーグで活躍する原口元気選手も、今の池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が抱える体力面の強化を痛感することがあり、徹底的に肉体改造に取り組んだそうです。

筑波大学の先生の指導の下、科学的なトレーニングと、フードマイスターの資格をもつ奥さんの食事管理で、フィジカルを強化していきました。

池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が、もう1歩高みを目指すためには、陸上での科学的トレーニングと、食事の管理が不可欠のように思います。

課題の明の部分は、克服できなければ、課題の暗になってしまいます。

もうひとつ懸念される暗があります。

それは、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)に続く選手が育ってきていないことです。

池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が制した5種目ですが、2位の選手は、いずれも派遣標準記録をクリアできず、世界選手権の代表権を獲得できませんでした。

池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)を脅かす選手がいないのです。

青木剛会長は、「ここのところ何回かの五輪は、前回も出た経験者は3分の1で、残りの3分の2は新しい選手。そうじゃないと、限界に来ている選手は、なかなか今のレベルを超えられない」と言います。


まとめ

リオ五輪選手選考を兼ねた、昨年の競泳日本選手権2016は、五輪派遣標準記録を突破して、次々と代表入りしていく中高校生に注目が集まり、大変盛り上がりました。

今年の競泳日本選手権2017は、残念ながら、昨年のような盛り上がりがありませんでした。

たくさんの選手に、経験を積ませたいという日本水連の意向もあり、世界選手権に向けての派遣標準記録は、低めに設定されていました。

それでも、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が制した5種目で、2位の選手は、いずれも派遣標準記録をクリアできなかったのです。

池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)の5冠の裏にみえる課題は、日本水泳界の課題でもあります。3年後の東京五輪に向けて、待ったなしの強化策が求められます。


追記1・世界選手権2017で見えた課題!

競泳世界選手権2017に向けて、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)を取り上げたかったのですが、苦戦が予想されたため、あえて取り上げませんでした。

池江璃花子選手を追っかけしている競泳ファンであれば、今回の苦戦はある程度予想されたことでした。

池江璃花子選手が苦しんでいることもわかっていました。

理由は、ふたつあります。

ひとつは、リオ五輪以来、記録が伸び悩んでいること、世界選手権代表選考をかねた日本選手権2017で、5冠を達成したものの、自己ベストを更新できた種目がありませんでした。

今季世界ベスト10に入る記録がなかったのです。

ふたつめは、池江璃花子選手にとって、初戦となるメダルに一番近い種目・100mバタフライで、メダルに届かなかったことでした。

村上二美也コーチは、競泳世界選手権2017に臨むにあたり、とにかくメダルを取らせてあげたい、スランプを抜け出すきっかけをつくってあげたいと話してみえました。

しかし、残念ながら、予想が的中してしまった結果になってしまいました。

池江璃花子選手の最後の種目になった、日本新記録で4位入賞を果たした混合4×100mフリーリレー後、池江璃花子選手は、「今回は課題がたくさん見つかった試合だった。直すところも明確に出ていますし、悔しかった気持ちを(今後に)どうつなげられるかという方向性も見えている。今後その課題を克服しつつ、強化に励んでいきたい」と、インタビューに答えています。

村上二美也コーチとともに、ルネサンス亀戸で、明確になった課題を克服し、さらに成長した姿を見せてくれることを期待しています。

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タグ:池江璃花子