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神野大地選手 福岡国際マラソンで復活を期す!フォーム改造途中! [マラソン]

□2018.11.15

2018.12.2に開催される福岡国際マラソンで、神野大地選手が復活を期します。

3代目山の神と称され、青山学院大学の黄金期の基礎を作った神野大地選手、ミノルタに入社2年余りの在籍後、2018.5プロランナーに転向しました。

大学卒業後は、思うような結果につながらず、フォーム改造に取り組んでいます。

目次
3代目山の神
フォーム改造中
フォアフット(つま先)走法
腕が横に振れる
もうひとつのリスク・腹痛


3代目山の神
青山学院大学時代、3年生で5区・山登りに起用された山野大地選手の走りはすごかったです。

登りにもかかわらず、グイグイと力走する姿は、本当に力強いフォームでした。

そのフォームを、今改造中です。

フォーム改造中
山の神と称された青山学院大学時代の力強いフォームに、何か問題があるのでしょうか。

神野大地選手は、自分のフォームの欠点を、腕が横に振れる、がに股、ミッドフットと分析しています。

フォアフット(つま先)走法
シカゴマラソン(2018.10.7)で、マラソンの日本記録を更新した大迫傑選手は、ナイキオレゴンプロジェクトで、フォアフット走法に変えるのに、非常に苦労したようです。

神野大地選手も、今ミッドフット走法から、フォアフット走法に変えようとしています。

世界のトップが揃うアフリカ勢は、みんなフォアフット走法です。

腕が横に振れる
神野大地選手が、自分のフォームを見直し、改造を決意したのは、ケニアで合宿した時のようです。

ケニア選手は、みんなフォアフットだし、腕振りも僕みたいに横に振っている選手はひとりもいないと苦笑しています。

彼らの走り方を吸収したら、もっと速く走れると思い、フォームの改造を決意したようです。

フィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一
神野大地選手はフォーム改造のため、青山学院大学時代から指導を受けている中野ジェームズ修一さんに指導を受けています。

中野ジェームズ修一さんは、神野大地選手のフォームは確実に変化してきているといいますが、フォーム改造は道半ば、完成度は40%ぐらいだといいます。


もうひとつのリスク・腹痛
フォームの改造にはリスクを伴います。

神野大地選手には、もうひとつ腹痛のリスクがあります。

ベルリンマラソン(2018.9.16)では、30㌔地点で腹痛が発症、途中棄権しました。

中野ジェームズ修一さんと神野大地選手は、腹痛にひとつの結論を下しました。

神野大地選手は、「自分のなかで、腹痛がすごい問題だととらえることをやめにしました。腹痛が出なければ結果が出るのかと言えば、必ずしもそうじゃない。普段のトレーニングをしっかりこなした先に結果がついてくると思うんです。もちろん今後もドクターと話をして治療を考えていきますが、腹痛を意識せずにやっていこうと決めました」と話しています。


神野大地選手は、フォームの完成度を高め、腹痛をポジティブに捉え、福岡国際マラソン(2018.12.2)で復活を期します。

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タグ:神野大地

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