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「北島がみた日本水泳」(2019.4.23/NHKBS1)2/2 [日本選手権2019]

□2019.4.25

今年は東京五輪での日本選手の活躍を占う大切な年です。

五輪で2大会連続金メダルという偉業を達成した北島康介さんを育てた平井伯昌HCの目に、日本選手権2019はどう映ったのでしょうか。

2020東京五輪に向けて、どのように取り組んでいけばいいのか、「北島がみた日本水泳」(2019.4.23/NHKBS1)の平井伯昌HCの言葉を紡いでみました。

平井伯昌HC「なぜ実績のある選手ほど派遣記録にとらわれたのか、それが余り記録がよくなかった原因のひとつなんだろうけど、それを意識するのではなく、本当に世界選手権で金メダルをとりたいのであれば、派遣標準記録は単なる通過だよと、選手に思わせられなかった僕らにも責任がある」

平井伯昌HC「例えば予選でいい泳ぎが出来なかった、そのときに、もともと調子が良くなかったとか、態度に出したり、顔に出したりしていたら、本当に今自分がやらなければいけないこととか、持ってる力とかを出せるような心理状態にならないと思う」

平井伯昌HC「どういうような考えでやっていたのかと聞かれるから、いろいろな大会を見て、150の入りのタイムを見て、最後の50を何秒で来ているのか、競馬じゃないんだけどね、康介の泳ぎとラップを比較して、僕の作戦は150までストローク少なく、エネルギーを余り使わないで康介について来させる、そうすると最後は康介のほうが強いからへばるんだけど、そうしてたんだけど、決め手じゃないんだけど、こうゆうふうにやっていってライバルに勝つ、それもだんだんレベルが上がってくると、彼らに勝つじゃなくて、例えばチュプコフに勝つとか、ハンセンに勝つとか、直接対決になるでしょ、そういう読みが必要だよいうことでね」


平井伯昌HC「自由形の吉田啓祐選手なんかね、泳ぎは素晴らしいし、大学生になったばかりで、当然スピードもついてくるだろうし、練習も一番できる年齢にさしかかってくるから、彼は自由形で世界で戦える選手に必ずなるとは思ってます、オリンピックだったら、初日に400m自由形がある、ああいう超有望選手がでてくると、決勝に残ってくれて、本当はメダルを取ってくれれば一番いいんだけど、そういう選手が出てくると、チームの盛り上がりかたも変わってくるわけ」

平井伯昌HC「大橋がね、なんで最後の4個メにいく前にね、僕と東洋のチームメートの前で涙したかというと、大会の期間中、自分一人で戦っている感が多分あったんだと思う、オリンピックの会場に行ったときにね、自分がチームの中で心地よく過ごせると、プレッシャーも減ると思うわけ、自分を信じて自信を持ってスタート台に立てる人と、サポートしてあげなきゃいけない人もいるから、そういうことが出来れば、全体の成績ももっとあがるじゃないかなと思うんですけど」

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