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ケイティ・レデッキー選手にみるハイエルボー [クロール(2ビート)上達法]

□2020.5.25

指導者により、ハイエルボー(水中)の指導観が違います。

多くの指導者は、キャッチの段階でハイエルボー、肘角度90度、指先はプール底面に向けると指導していますので、私はその方法で練習してきました。

しかし、違う泳法(ハイエルボー)があることに最近気がつきました。

この動画(女子400m自由形)のケイティ・レデッキー選手のストロークは、プルでも指先は横向きで体の中心近くを通っており、指先がプール底を向くのは腹部あたりからプッシュにかけてです。

非常に力強いストロークです。

ケイティ・レデッキー選手は、誰もが知る中長距離の絶対的な世界女王ですが、高速水着時代のイアン・ソープ選手も同じ泳法です。

この動画を見ると、ケイティ・レデッキー選手の両サイドの選手は、キャッチの段階で既に指先はプール底を向いており、早い段階でハイエルボーの形をとっており、ケイティ・レデッキー選手とは違います。

実際にケイティ・レデッキー選手、イアン・ソープ選手のストロークを真似てみると、早い段階で指先をプール底に向けるストロークより、水をより多く抱えられる感触があります。

超おとーさんは、ストロークはI字、S字どちらでもいい、ハイエルボーの肘角度も90度でなくていい、その人が肩を痛めず、最も多く水を運べる肘角度が、その人にとって理想のストローク、その理想のストロークを探すのが練習である、肘角度90度に固執して肩を痛めてしまっては何にもならないといいます。

ストロークを、少し軌道修正してみようと思います。

Matt Zachan
Katie Ledecky Freestyle Under Water


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