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2/4/6ビートクロール キックのタイミング!キックは下半身を浮かせる! [クロール(2ビート)上達法]

□2020.12.27
幼少期のスイミング教室では、6ビートからクロールを指導するのが一般的です。超おとーさんは、大人から始めるクロールでは、2ビートから指導することを提唱しています。

子どものクロール教室は6ビートから
超おとーさんは、子どもはキックと腕のタイミングを指導しなくても、6ビートと腕のかきを自然にあわせられるが、大人が6ビートと腕のかきを合わせるのは大変難しいといいます。一般的に2ビートクロールは、エントリーと第1キック、エントリーと第4キックとのクロスキックですが、大人から始めるクロールで、超おとーさんは別の2ビートを提唱しています。

超おとーさんが提唱する大人の初心者クロールは2ビートから
超おとーさんは、初心者の大人にクロールを指導するときは、グライドと第2キック、グライドと第5キックの同側キックの2ビートから指導を始めるといいます。そのほうが、6ビートにつなげやすいといいます。私が参加した初心者クロール教室では、最初はビート板を使ってのキックの練習でしたが、キックの回数を意識させることはありませんでした。次にキックを打ち続けながら、腕をあわせていく指導でした。2ビートとか6ビートとかを意識する指導ではありませんでした。超おとーさんのような明確な指導ではありませんでした。

超お父さんが提唱する2ビートは難しい
超おとーさんが提唱するグライドとキックをあわせる2ビートをやってみましたが、非常に難しいと感じました。4ビートでグライドと第2キックを合わせることはできますが、第1キックを打たず、グライドと第2キックを合わせることはできません。どうしても第1キックを打ってしまいます。

2ビートは下半身が沈む
大人から始めるクロールはキック力が弱いので、2ビートはどうしても下半身が沈みがちです。だから私が参加した初心者クロール教室では、キックの数を意識するのではなく、キックを打ち続けながら腕を合わせる指導だったと思います。特に男性の2ビートは、例外なく下半身が沈んでいます。その点、女性は浮力があり、男性のように大きく下半身が沈むことはありません。プルブイを挟んで泳いでいる男性を多く見かけます。上手に泳いでいるなぁと水中を覗くとプルブイを挟んでいます。確かにプルブイは下半身が沈む姿勢を矯正できますが、プルブイはあくまで練習ツール、矯正ツールです。

キックは下半身を浮かせる
超おとーさんが提唱するグライドと第2キックを組み合わせる2ビートはできませんが、第1キックを打ちグライドと第2キックを合わせる4ビートはできないことはありません。キックが推進力ではなく姿勢を保つ、下半身を浮かせるためであれば、大人から始めるクロールは、2ビートより4ビートにするほうが下半身の沈みが少なくなるのではないかと思います。実際に4ビートで泳いだほうが、2ビートで泳ぐより楽に泳げる気がします。息継ぎのときは水面に出る部分が大きいぶん、下半身の沈みも大きくなります。2ビートで泳ぐときも、息継ぎのときだけ4ビートあるいは6ビートにすると、下半身の沈みを少なくすることができます。2ビートだけで泳ぐよりも疲れるかもしれませんが、下半身が沈むよりはいいかなと思います。

長距離世界トップ選手は変則キック
孫楊選手は、2012ロンドン五輪男子1500mで金メダリストとなった時、変則4ビート (1キック+息継ぎ時3キック)でした。ケイティ・レデッキー選手は、2012ロンドン五輪女子800m自由形で金メダリストとなった時、変則ビート(2ストロークで1キック時々3キック)でした。長距離の世界トップ選手は、距離が長いぶん独特のリズム感で泳ぐように思います。

超おとーさん
#506 クロール(自由形)のキックのタイミングを完壁に理解する【2,4,6ビート】


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