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酒井夏海選手 日本選手権2020で3冠!100m、200m背泳ぎと100m自由形を獲る! [2020競泳]

酒井夏海選手 日本選手権2020で3冠!100m、200m背泳ぎと100m自由形を獲る!
□2020.12.7
酒井夏海選手が、日本選手権2020の最終日、200m背泳ぎを獲り、100m背泳ぎと100自由形を併せて3冠となりました。200m背泳ぎのレース後インタビューで、酒井夏海選手は、最近10秒台を切れていなかったので、9秒台に戻せてほっとしている、もっともっと水泳に取り組んでいきたいと話しました。日本代表HC・平井伯昌さんは、日本選手権2020を振り返り総括するなかで、酒井夏海選手について、可能性をすごく感じるので強化したいと話しました。

●女子 200m 背泳ぎ 決 勝 *東京五輪派遣標準記録(参考)2.09.40
1位:2.09.32 酒井夏海(スウィン美園/東洋大学1)
2位:2.09.77 白井璃緒(東洋大学 3/JSS宝塚 99)
3位:2.09.95 古林毬菜(京急電鉄)

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酒井夏海選手 日本選手権2020で2冠!100m背泳ぎと自由形!
□2020.12.6
酒井夏海選手が、日本選手権2020で、100m背泳ぎと100m自由形の2冠を獲得しました。酒井夏海選手は、女子背泳ぎの第一人者ですが、国際大会では背泳ぎとともに、400mフリーリレーに起用されることが多く、フリーリレーの一貫として自由形にも取り組んでいます。日本選手権2020第2日目(12.4)の女子100m背泳ぎでは、東京五輪派遣標準記録(昨年度)59秒71をクリアする59秒54で優勝しました。第3日目(12.5)の女子100m自由形では、白井璃緒選手、大本里佳選手と激しく競り合い、酒井夏海選手と大本里佳選手が同着1位になりました。100m自由形レース後のインタビューでは、このメンバーのなかで勝てたのはうれしいが、このタイムではリレーの東京五輪派遣標準記録(54.42)もクリアしていないと気持ちを引き締め直していました。

●女子 100m 自由形 決 勝
1位:54.64 酒井夏海(スウィン美園/東洋大学1)
2位:54.64 大本里佳(ANAイトマン)
3位:54.76 五十嵐千尋(T&G /JSS)

●女子 100m 背泳ぎ 決 勝
1位:0.59.54 酒井夏海(スウィン美園/東洋大学1)*(59.71)
2位:1.00.43 小西杏奈(ガスワン /サイサン)
3位:1.00.67 古林毬菜(京急電鉄)

酒井夏海選手 埼玉県SC屋外AG水泳競技大会にオープン参加!
□2020.9.7
2019.11.21、日本競泳界の女子背泳ぎのホープ・酒井夏海選手が、日本記録保持者の寺川綾さんを指導してきた平井伯昌コーチが指導する東洋大学に進学したことが報じられました。2020.9.6、酒井夏海選手は、埼玉県SC屋外AG水泳競技大会(2020.9.6~9.7 川口青木町公園プール)にオープン参加しました。1日目は女子競技、2日目は男子競技、午前中に女子100m背泳ぎ、午後に女子200m背泳ぎとタイトなスケジュールのなか、女子100m背泳ぎ(午前)は1分1秒81、女子200m背泳ぎ(午後)は2分12秒92のタイムでした。タイムはまだまだですが、強化してきたバサロキックがうまく試せたようです。コロナ禍で実践がなかった期間、苦手意識のあったバサロキックの強化に取り組み、15m通過タイム(制限:ターン後のバサロは15m)が次第に上げっています。池江璃花子選手同様、日本学生選手権(インカレ)(2020.10.2~10.4 東京辰巳国際水泳場))が大学生スイマーデビューとなります。

酒井夏海選手 特筆すべき高2の成長!ポスト寺川綾さん!
□2018.12.26
酒井夏海選手は、中学校3年生で、リオ五輪2016出場を果たし、長身大型スイマーとして将来を大いに嘱望されました。リオ五輪翌年2017年は、冬場の練習でケガをしてしまい、思うような結果を残せませんでしたが、今年2018は強い酒井夏海選手が戻ってきました。

特筆すべき高校2年生の成長
リオ五輪後の2017の日本選手権では日本代表入りを逃すなど、ケガの影響もあり、世界から遠ざかっていました。高校2年生(中高一貫の武南高校/埼玉県)になった酒井夏海選手は、2018の日本選手権では、2個の高校新を記録するなど見事日本代表入りを果たしました。2018.8に開催されたパンパシフィック選手権、アジア大会の2大会では、100mで計3回、200mで計2回の自己ベスト更新しました。アジア大会では、50m銅、200m銀、そして100mでは金と、背泳ぎ全3種目でメダルを手にしました。池江璃花子選手の飛躍に目がいきがちですが、酒井夏海選手の成長も特筆すべきものでした。

ポスト寺川綾さん
ロンドン五輪2012、100m背泳ぎで銅メダルを獲得した寺川綾さん以来、日本は世界で戦うレベルから遠ざかっていました。背泳ぎは身長が高い選手が有利な種目です。寺川綾さんは174㎝、酒井夏海選手は175㎝、久しぶりに頭角を現してきた逸材です。冬場の瞬発系トレーニングが苦手だった酒井夏海選手ですが、2018年冬場、頑張ったと振り返るトレーニングは様々なことに取り組んだようです。下半身強化のためのウエイトトレーニングにかける時間も増やし、パワーアップにも成功したようです。トレーニングのひとつひとつが、タイムにつながっているのかなと思っていますと、酒井夏海選手も手応えを実感しています。池江璃花子選手、今井月選手らとともに、日本の競泳界を引っ張り、2020東京五輪に向け活躍していってほしいと思います。

タグ:酒井夏海

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