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桐生祥秀選手 日本記録(9秒98)を支える専属トレーナーは鍼灸あん摩マッサージ師!

□2019.5.11

柔道整復師が営む整骨院(接骨院)は、保険治療での不正受給が大きな問題として取り上げられた時期がありました。

東洋医学の信用が失墜したかに思えました。

しかし、NHKガッテンで、鍼の効果を科学的に捉えられたりして、鍼灸の世界から、再び東洋医学に光が当てられるようになってきました。

鍼灸あん摩マッサージ師
現代ビジネスwebの「陸上・桐生祥秀選手に日本記録を実現させた「鍼灸」のスゴい力」(木原洋美さん筆)は、鍼灸マッサージの効果が科学的に捉えており、東洋医学の良さを再認識することになりました。

100mで夢の9秒台を出した桐生祥秀選手を支える専属トレーナーは、鍼灸あん摩マッサージ師の後藤勤さんです。

後藤勤さんは、日本を代表するアスレチックトレーナーの一人で、陸上競技の日本代表チームのトレーナーを歴任し、ロンドン五輪2012では、日本代表トレーナーを務めています。

東洋医学の怪我へのアプローチ
整形外科では、肉離れの治療は、急性であればまずアイシング、損傷部位を包帯等で圧迫、安静にして、痛みが軽減してきたら、ストレッチを開始、電気治療を施しながら、徐々に運動を再開という流れになります。

そこに鍼灸を併用すると、回復に要する期間が大幅に短縮され、早期に復帰することが可能になります。

例えば損傷部位が太もも裏(ハムストリングス)の損傷だった場合、東洋医学の世界では、深層の筋肉が原因だと判断された場合に鍼施術を、冷えが原因であれば灸施術を、浅層であればマッサージを主体に施術します。

西洋医学とは違うアプローチが可能です。

東洋医学へのニーズの高まり
近年怪我や病気が治っても消えない痛みの原因として、トリガーポイントが注目されています。

トリガーポイントというのは、深層の筋肉に生じる強いコリのことです。

鍼灸では、古くからトリガーポイントにアプローチする施術が行われています。

怪我をしたとき病気をしたときだけでなく、日常的な予防にもつながる東洋医学(鍼灸、あん摩マッサージ、柔道整復)へのニーズは、今後もっと高まっていくと思います。

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